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工学部長メッセージ

科学技術立国再生の担い手として-未来を拓く工学-
庄司 正弘 教授   現在の我が国は社会的にも経済的にもある意味で混迷の状態にあると言えます。過っては世界でも有数の科学技術立国として自他共に認められた存在であった我が国も、今やそれが危うくなっています。しかし資源少国の日本が世界において誇りある位置を占めるには、人にも環境にも優しい科学・技術の新たな展開を図る以外、有効な方策は考えられません。そして,その輝かしい未来を啓く担い手こそ工学であり、我々工学技術者です。神奈川大学工学部が目指しているのは、確かな基礎知識に裏付けられ,研究や技術開発に果敢に取り組める能力を備えた研究者・技術者の育成です。そのための教育カリキュラムや環境は十分に整備されています。

  カリキュラムは語学や理科基礎科目、一般教養科目を1,2年次に重点配置し、その基礎知識を元に3,4年時には専攻科目が系統的に学べるよう工夫されています。そして4年次には、各自が個別の研究課題を持ち、それまでに学んだ知識を総合する卒業論文があります。さらに高度な教育を受けるために大学院があり、高い専門性を身につけるためのフィールドが用意されています。

 こうした教育システムや制度はしかし、言わば用意された土壌に過ぎません。そこから十分に栄養を吸収して大きく成長して行けるかどうかは、各自の努力の如何によっています。先ずは学ぶ事柄や内容に興味を持つよう努力しましょう。興味があれば、労少なく多くのことが学べます。次に自分の未来に関し夢と希望を抱きましょう。そうすることによって活力や意欲が持続し,目的が達成できると思います。私たち教員も、そのための協力を惜しみません。

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