工学部Q&A

物質生命化学科

物質生命科学の特色は?
生命現象に学びながら有用な新物質を開発し、生命・環境に調和した機能性物質の創製を目指します。物質から生命まで、幅広い分野を学修研究対象としています。
環境問題に関心を抱いているのですが、関連する講義はありますか?
「環境化学」という科目が開講されているのに加えて、大気汚染や酸性雨の問題に関する第一線の研究者がいます。さらに「環境」を自然と人工物のすべてと定義するなら、環境負荷の小さい素材や社会システムの開発は、環境問題を解決するための重要な研究です。
物質生命化学での学修・研究にコンピュータはどのように活用されるのですか?
物質生命化学の研究手段としてのコンピュータは欠かせません。このため入学後、学生は授業でコンピュータの基本を学びます。卒業研究に入ると、先端研究の検索に始まり、実験計画の策定、データの記録・整理および研究結果を学会誌へ発表したり、国際会議でのプレゼンテーションの準備にと、コンピュータを駆使します。また、学生が利用する機器のほとんどがコンピュータで制御されています。
理学部化学科との違いを教えてください。
物質生命化学科では「How?(どうやって)」、すなわち技術開発に主眼を置いているのに対し、理学部化学科では「Why?(なぜこうなるのか)」、つまり化学の基本原理を学ぶことによって、基盤となる研究に発展させることを目的にしています。化学科はすべての物質について、その構造と性質を明らかにすることに比重を置いている一方で、物質生命化学科は、それらの物質を利用しつつ、欧米からの技術導入に偏らないわが国独自の技術を開発するという大きな役割を担っています。
研究室について教えてください。
15の研究室のいずれかに3年次後期から所属し、指導教員のもとに卒業研究の準備を始め、4年次から本格的にそれぞれのテーマに沿った研究に取り組みます。本学科では、新しくできた23号館に研究を支える最新鋭の分析機器を備え、学生の研究をバックアップしています。大学院への進学者も多く、研究成果はさまざまな学会や学術論文誌で多数発表されています。
実験・研究環境は充実していますか?
各研究室にはセントラル配管による特殊ガスの供給設備、局所排気設備、空調設備、給湯設備などが完備され、実験実施上の安全性と利便性が図られています。また研究分野ごとに、最新鋭の測定機器を備えた共通機器室が設けられています。また、免震構造のため、地震がきても薬品などが倒れる心配もなく、安心して実験・研究に専念できます。
卒業後の進路を教えてください。
化学・材料関係の企業、食品・医薬品関係の企業、電子・情報関連の企業、国家・地方公務員、団体職員、教員(大学、高校、中学)など、本学科の卒業生はさまざまな分野に進出しています。
大学院への進学状況を教えてください。
科学技術の進展が著しい今日、新しい技術開発のために必要な力を学部の4年間だけで身に付けることはなかなか困難になってきています。さらに研究成果を上げるために、より自発的で創造的な技術の展開を訓練できる大学院における教育が、会社に就職する場合でも重要視されています。年によって若干異なりますが、毎年30~40人程度が大学院に進学しています。
学修や学生生活の相談はできますか?
FOCやFYSを中心に10~15人を1グループとして教員とのコミュニケーションを定期的にしており、いつでも研究室に来られる環境を整えています。

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