工学部Q&A

建築学科

都市計画に関する学修はできますか?
都市を計画する際の基礎的な考え方や、その変遷などを計画的に考えることを都市計画と呼び、質の高い都市環境の整備をめざし、生活者の視点に立った生活空間のデザインの実践面を都市デザインと呼んでいます。本学科ではこの両方を講義で学び、高年次の製図科目に都市的スケールの課題設計に取り組みます。また、卒業設計においても都市をテーマとして、教員の指導のもと都市計画を学ぶことが可能です。
研究室にはどのように配属され、どのように研究が進められるのですか?
正式な所属は4年次からになりますが、3年次前期の各コースの輪講Ⅰで各研究室の特徴を知り、後期のⅡで1つの研究室の輪講を選択して4年次の研究室選択に備えます。希望者が定員を超えた場合は、面談と修得科目などを判断材料にして調整します。そして、研究はテーマを絞り込み、指導教員、助手、大学院生のサポートを受けながら自主的に進めます。
設計製図に関心がありますが、どんな勉強をするのですか?
本学科には5つの製図科目が用意され、デザインコースではすべてが必修になっています。授業は図面表現の約束ごとや手法を学ぶことからスタートし、次に具体的な建築の設計課題が与えられ、これに取り組みながら計画やデザインの考え方、まとめ方を学んでいきます。複数の教員による個別指導で授業が進められ、住宅を含む中小規模の建築から複合機能を有する都市的スケールの建築へと順次課題の内容や規模を増していきます。
建築士の資格はどのように取得するのですか?
一定規模以上の建築物の設計、施工、監理には、建築士法により、建築士の資格が必要です。2級建築士は学部卒業と同時に実務経験は免除され、都道府県知事が実施する試験の受験資格を得ることができます。また、1級建築士は学部卒業後、2年の実務経験を経ると国土交通大臣が実施する国家試験の受験資格が得られます。
4年間の学修の道筋を教えてください。
本学科はコース制をとっています。どのコースの科目も自由に履修でき、学修の幅を広げるためにできる限りほかのコースの科目も積極的に学修することが望まれます。3年次から少人数での科目が増え、教員や4年次生、大学院生と接する機会が増えます。卒業研究のテーマを模索したり、大学院に進学するかどうか考える貴重な時期でもあります。4年次は卒業研究の1年間で、指導教員や助手・大学院生のサポートを得ながら自主的な研究を行います。
建築学科は産業界との連携に力を入れていると聞きましたが。
本学科の教員は、共同研究や実際の建築物の設計、あるいは指導といったように、企業と連携して最前線の仕事をしながら生きた情報を学生に伝えようと努めています。2003年から産業界・横浜市・文部科学省および大学当局の支援により横浜市を活動拠点とする建設会社と協力して、「TEDCOMプロジェクト(建築物の地震・台風災害の制御・低減に関する研究)」を実施し、大きな成果を得ています。
卒業後の進路を教えてください。
建築基準法の改正など建築を取り巻く環境の変化から進路も多様化しています。そこで総合建設業や建築設備業といった建設業界と、建築設計事務所やビルメンテナンス業などの専門サービス業へ進む卒業生が多いようです。このほか、公務員試験に合格して経済産業省、国土交通省といった国家公務員や県や市の地方公務員になる卒業生もいます。さらにスキルアップをめざして、大学院への進学者も増加しています。

ページトップへ